衣類のトラブルで圧倒的に多いのがソースやしょうゆなどの食品や、汗による黄ばみなどで付く「染み」。
その染み抜きは実店舗でしかおこなっておらず、宅配クリーニングはワイシャツやスーツなど、特徴のない一般の衣類のクリーニングしか頼めないって思っていませんか?
宅配クリーニングで染み抜き、それって可能?
なにか衣類にトラブルが生じていて特別なケアが必要なら、街の信頼できるクリーニング店で個別対応してもらったほうが確実?確かにそうかもしれません。
また、今はネット普及によって情報が多い時代です。クリーニング豆知識などで検索をすると、一般の人でも簡単にそして即席で染み抜きできる方法などが出てきます。実際に試してみて取れないと思っていた染みが落ちた!などと感動することもあります。
実は染み抜きは化学反応を上手に利用することで、案外簡単に落ちるものです。また染みができたときにすぐに対応することも大事です。
しかし、染みがついたことに気づいていなかったり、洗剤で簡単に取れると思っていた染みが取れなかったり、気が付いたらかなり目立つ染みがついていた。なんてこともあると思います。
そんなときに下手に素人が染み抜きをすると、滲んだり(にじんだり)、余計に落ちなくなるかもしれません。そのような場合はクリーニングのプロに任せてみましょう。
もちろん宅配クリーニングでも染み抜き対応しておりますので、遠慮なく注文時に申しつけてみてください。無料で染み抜きしてくれる業者もあります。丁寧な仕事をしてくれて、大満足することでしょう。
クリーニングの分業制で、その道のプロが対応!
宅配クリーニングで出された衣類はクリーニング工場に持ち込まれ、それぞれの処理をされます。染み抜きなど特殊な工程が必要な場合は、その道のプロがその工程を受け持ちます。
そして染み抜きが完了したら、その後一般のクリーニング処理がされます。だから店頭で出すクリーニングとまったく同じ処理をされるので問題ありません。
とくにデリケートな衣類や特別な加工がしてある衣類の場合は、処理ができないとして断られることもありますが、これも店舗でも同じ扱いとなるので宅配だからということではありません。
店舗では服を持って行って判断されますが、宅配クリーニングだと公式サイトに「取扱除外品」が載っているので持って行かなくとも確認ができます。もし、本当にしてもらえるのか不安であれば電話で聞いてみてもいいと思います。また「取扱除外品」はお店ごとに違うのでしっかりと確認しましょう。
宅配クリーニングの選び方は?
宅配クリーニングは大きな工場で集荷した衣類をまとめて処理することで、早く、そしてコストを安く抑えることに成功している会社が多いですが、逆に価格は高いけれども、きめ細かい対応でお客さんのニーズに応えている会社もあります。
そのときどきにあった必要なサービスを提供してくれる宅配クリーニング業者を選ぶといいでしょう。中には特殊な染み、取れなくなった染みだけを落とす業者もいますので、その場合は直接問い合わせてみて、衣類を宅配便などで送って対応してもらうことが必要です。
その道のプロに任せれば、ほぼ落ちない染みはないと言われていますので、しつこく頑固な染みに悩む人も安心してください。